日芸出身!元女優の卵社労士

市川
大学が日本大学芸術学部の演劇学科で爆笑問題の後輩です。
あー!

青木

市川
爆笑問題がたぶん一番有名じゃないかな、今。ほかにもいっぱいいるんですけど、だいたい「爆笑問題の後輩」って言うと、パッとイメージがつくかなと思うんですけど。
前、爆笑問題が「笑っていいとも!」か何かで「夏休みの宿題が、動物の物真似をして来いみたいなもんだった」って話してたんですよね。それで「どういうことだよ!」みたいな感じで盛り上がってるわけですよ、スタジオが。それ聞きながら「やったやった!」って(笑)。
前、爆笑問題が「笑っていいとも!」か何かで「夏休みの宿題が、動物の物真似をして来いみたいなもんだった」って話してたんですよね。それで「どういうことだよ!」みたいな感じで盛り上がってるわけですよ、スタジオが。それ聞きながら「やったやった!」って(笑)。
やってるんだ(笑)。ちなみに、ここでどうぞ。

青木

市川
できないできない。声とかないんですよ。だから、モノマネとかじゃないですよ、形態模写だったんですよ、確か。
あー!

青木

市川
何か動物の形態模写をひとつやって来いって言って、声とかないのね。
ちなみに何をしたんですか

青木

市川
ライオン(笑)。
(笑)

青木

市川
多摩動物園に行って、ライオンずーっと見て、こんな感じかなって(笑)。
はー!

青木

市川
だけど、私は役者の卵で終わったわけですよ。役者の卵からそのまま何にもなれなくて社労士になっちゃったんですけど。青木さん、一応ちゃんと鳥になったじゃないですか(笑)。
(笑)
まあ一応、曲がりなりにも飛びましたね。
まあ一応、曲がりなりにも飛びましたね。

青木

市川
そのすごさはやっぱり分かってるわけですよ。だって、日芸でも、アナウンサーになりたいって地方局回って就職活動してる人いたんで、どんだけ狭き門なのかは隣でよく見てたので、だから応募してくれて履歴書見たときに、もうとりあえず呼ぼうと思いましたね(笑)。
(笑)

青木

市川
ああ、もう根性はすごいだろう、みたいな。
そうですね、根性。

青木

市川
根性はあるだろうなと思って。
頑張ります!

青木

市川
この人はとりあえず呼ぼうと思って(笑)。
そうですね。でも若いからできるってありますよね。メスライオンも然り。

青木

市川
メスライオン(笑)、確かにね。
私、若い頃、若気の至りの話で言うとイベントコンパニオンやってました。
私、若い頃、若気の至りの話で言うとイベントコンパニオンやってました。
ああ!でも、市川さん似合いますよ。

青木

市川
その話すると、前は「あー!」って言ってくれてたのに、最近笑われるんですよ(笑)。
失礼ですよ。

青木

市川
でしょ。でも、モーターショーとか出てましたって言うと。
えっ、ほんとに?

青木

市川
そう、1回出たことあるの。でもね、国土交通省ブースだったんですよ、すごい地味(笑)。
(笑)

青木

市川
モーターショーに行ったことがある人だったら分かると思うんですけど、トヨタとか日産とか、そういう花形のところは、すごいかっこいいお姉さんたちが車に寄り添って、シャッターをもらってるわけですよ、カメラの。
それから、ダンスとかしてるチームもあるわけですよ。
国土交通省ブースで、当時は「エアバッグをちゃんと装着してないと、こんなふうに大変なことになりますよ」みたいな実演(笑)。
事故車の横に立ってましたね(笑)。
それから、ダンスとかしてるチームもあるわけですよ。
国土交通省ブースで、当時は「エアバッグをちゃんと装着してないと、こんなふうに大変なことになりますよ」みたいな実演(笑)。
事故車の横に立ってましたね(笑)。
(笑)
でもなんかこう、朗らかで、たぶん声の雰囲気からも伝わってると思ってるんですけど、朗らかな市川さんなのに、堅実な国土交通省ブースにいるっていうところが、私は好きです!
でもなんかこう、朗らかで、たぶん声の雰囲気からも伝わってると思ってるんですけど、朗らかな市川さんなのに、堅実な国土交通省ブースにいるっていうところが、私は好きです!

青木

市川
(笑)
なんだか真面目な仕事ばっかり受かるんですよ。イベコンの仕事って、オーディションが毎回あって、オーディション行って決まらないとお仕事にならないんですけど。華やかなのは一切決まらず、ビジネスショーとかそういう堅い系の仕事。しかもノベルティ持って「アンケートお願いします」という結構厳しい仕事ばっかりしてました。
なんだか真面目な仕事ばっかり受かるんですよ。イベコンの仕事って、オーディションが毎回あって、オーディション行って決まらないとお仕事にならないんですけど。華やかなのは一切決まらず、ビジネスショーとかそういう堅い系の仕事。しかもノベルティ持って「アンケートお願いします」という結構厳しい仕事ばっかりしてました。
きっちりしてますよー!

青木

市川
すっごい仕事してたから!結構指名でお呼びかかってましたからね。「あいつアンケートめっちゃ取る」みたいな(笑)。
大事ですね。

青木

市川
そう、大事。そんな私が今なぜ社労士か、それも喋っていいですか。結構喋ってるけど(笑)。
どうぞ。

青木

市川
日芸の演劇科に行って、役者になりたかったんで、結構大きめの養成所に入ってたんですよ、大学生のときに。4年の最後に入所オーディションがあって、そこで私、絶対入れるだろうと勝手に思ってて、そこで入れたら学校やめようと思ってたんですね。
おー!

青木

市川
日芸って爆笑問題も中退なんですけど、「卒業すると大成しない」と言うジンクスというか(笑)、在学生の中での強がりというか、ちょっと芽が出て中退がかっこいいみたいなのがありまして、最近は真面目だからあまりないらしいですけど。
やめるつもり満々だったんですよ。そうしたら最後の最後でオーディション落ちまして、無職になっちゃって、一応卒業はしましたけど(笑)。
卒業して、就職活動したこともないし、どうやって生きていったらいいんだろうと思って、アルバイトしてたわけですよ。
そしたら、就職説明会のアルバイトを単発で何回かやったんですよね。そしたら、その会社がそのとき、当時よくあった超ブラック企業だったんですけど(笑)、女性がひとりもいなくて会社に。女性がいない会社って男性も応募して来ないじゃないですか。
やめるつもり満々だったんですよ。そうしたら最後の最後でオーディション落ちまして、無職になっちゃって、一応卒業はしましたけど(笑)。
卒業して、就職活動したこともないし、どうやって生きていったらいいんだろうと思って、アルバイトしてたわけですよ。
そしたら、就職説明会のアルバイトを単発で何回かやったんですよね。そしたら、その会社がそのとき、当時よくあった超ブラック企業だったんですけど(笑)、女性がひとりもいなくて会社に。女性がいない会社って男性も応募して来ないじゃないですか。
うーん、まあ、人間心理としてね。

青木

市川
逆に女性も、女性のいる会社しか応募して来ないんで。その会社の事務員みたいな顔してブースの前に立ってるみたいなことしてたんですよ。で、その会社の人とすごく仲良くなって「じゃあうちで仕事する?」みたいな話になり、人事部に入社したっていう。
あー!

青木

市川
そこから、人事部だったんですよ。でまあ、ずっと芝居やってたから声もでかいし、学生さん何人集めても平気で会社説明できるから「これはいい」って新卒採用担当を入社した年からやってました。
まだ若いですよね。

青木

市川
だから、就職活動しないで採用活動してたんですよ。
あー!

青木

市川
就職活動してないくせに、就活生に「私も去年したから分かる」とか言ってたんですよ。
(笑)

青木

市川
ひどい(笑)。
それで採用活動をやっていて、そのまま採用の仕事をずっとやってたんですよね。その会社は1年半で退職して、ほかに行ってもやっぱり採用の仕事をずっとしてたんですけど。
それで結構何回も転職していて、そろそろ人事もなぁと思っていたら、イベントコンパニオン時代の友達が「今度、私、イベコンの会社を立ち上げるから一緒にやろう」って言ってくれたんですよ。
それで採用活動をやっていて、そのまま採用の仕事をずっとやってたんですよね。その会社は1年半で退職して、ほかに行ってもやっぱり採用の仕事をずっとしてたんですけど。
それで結構何回も転職していて、そろそろ人事もなぁと思っていたら、イベントコンパニオン時代の友達が「今度、私、イベコンの会社を立ち上げるから一緒にやろう」って言ってくれたんですよ。
おー!

青木

市川
一緒に会社を立ち上げる、よく聞いたら、その子は事業部を立ち上げると。今ある会社の中で女の子の派遣の事業部を立ち上げると言ってて、「じゃあ行くよ、私やるよ、面白そうじゃん」って行こうとして、今勤めている会社を辞めて転職しようとしたら、その大元の会社がリーマンショックで潰れるっていう。
あー!

青木

市川
そんな出来事があってですね。明後日入社のはずの会社が潰れたんですよね。
ひえー!

青木

市川
それで、慌ててハローワークに行くじゃないですか。でも自己都合で退職しちゃってるし、次の会社はまだ雇用保険入ってないから、会社都合退職にならないんで、失業給付が3か月もらえないんですよ。
そうですね。

青木

市川
そう。えー!みたいな(笑)。ハローワークには「前の会社に戻してもらえませんか?」とか訳の分からないことを言われるし。
気持ち的にそうなりますよね(笑)。

青木

市川
(笑)無理に決まってんじゃん(笑)。
そう、で、途方に暮れた私は、途方に暮れすぎて、もうどうしていいか分かんなくて、社労士の勉強したら受かったんですよ(笑)。
そう、で、途方に暮れた私は、途方に暮れすぎて、もうどうしていいか分かんなくて、社労士の勉強したら受かったんですよ(笑)。
うーん。

青木

市川
そんな流れで、今、社労士をやっております。
あー。

青木

市川
ちょっと長かったですね。
でも、市川恵を語るに、ここは外せないパーツですね。

青木

市川
そうですね。
やっぱり、1回ね、入るはずの会社が潰れたっていうのが、すごいターニングポイントでしたね。「会社って潰れるんだな」みたいな。
一番心配なのは、社長が今でもどこかで元気でやっているのだろうかってことですね。
やっぱり、1回ね、入るはずの会社が潰れたっていうのが、すごいターニングポイントでしたね。「会社って潰れるんだな」みたいな。
一番心配なのは、社長が今でもどこかで元気でやっているのだろうかってことですね。
聞いてくれてるかもしれないですね。

青木

市川
そうですね。だいぶん前なので覚えてるかな(笑)。
(笑)

青木

市川
もしいたら連絡してください(笑)。
そんな感じで社労士になりました。それで社労士事務所で1年半ほど修行し、独立しまして、事務所をやっております。長々とご静聴ありがとうございました(笑)。
そんな感じで社労士になりました。それで社労士事務所で1年半ほど修行し、独立しまして、事務所をやっております。長々とご静聴ありがとうございました(笑)。
(笑)。

青木