【書き起こし】006.働き方改革の懸念

この記事は、006.働き方改革の懸念を書き起こしたものです。

市川
市川
はい、では第6回の収録を始めます!
はい!
大塚
大塚
市川
市川
よろしくお願いします!
よろしくお願いします。
大塚
大塚
市川
市川
社会保険労務士の市川恵です!
社会保険労務士の大塚昭彦です。
大塚
大塚
市川
市川
では、第6回は、うちの事務所は毎月「ニュースレター」というもの作っておりまして。
はい。
大塚
大塚
市川
市川
今回はコラムを大塚さんに書いていただきました。
はい。
大塚
大塚
市川
市川
なので、このコラムに書いてもらった話について「大塚フリートーク回」ということになります!(笑)
はい(笑)。
大塚
大塚
市川
市川
聞きたいこととか、言いたいことがあったら何か言いますのでどうぞ!

働き方改革で思う事。

はい。また「働き方改革」の話になるんですけれども「労働時間の見直し」というものがあると思います。
大塚
大塚
市川
市川
はい。
お給料を時給換算したときにあまり高い賃金をもらえない労働者、わかりやすく言うと、時給1,000円くらいの単価で働いている人達。
大塚
大塚
市川
市川
はい。
こういう人達は、例えばこの先「もうちょっとお給料を増やしたいな」と思ったときに、一番手っ取り早い方法はたくさんの時間を働くことだと思うんですね。そうした人たちが長い時間働くことが出来辛くなってきているのではないかなというのが、ちょっと考えないといけないところかなと思うんですね。
大塚
大塚
市川
市川
はい。
当然、だらだらと長い時間働くということはやめなきゃいけないんですけれども。
大塚
大塚
市川
市川
はい。
反面で「お金を稼いでいく」っていう手段を奪うことはどうなのかな?と思っている次第でございます。
大塚
大塚
市川
市川
はい、そうですね。
事業所が厳密にこれを守っていこうとすると、現状では長い時間残業することによって得ている残業代が減ってしまったりということも発生してくると思うんですね。
大塚
大塚
市川
市川
はい、そうですね。
そうした場合に、その減ったお金で今後の生活をやっていかなければいけないのか、もしくは別の会社で掛け持ちで働いたりということをしていかないと、同じだけの金額を維持できないと思うので、それはそれでまたひとつ問題が起こるのかなと思っています。
大塚
大塚
市川
市川
はい。
なので、この辺をどうしていけば、1時間当たり多く稼げない人たちの「今よりも多くお給料が欲しい」もしくは「今もらっているお給料を減らさずにいたい」という願いが叶えられるのかなっていうのが、自分の中でここ何ヶ月も解決できないでくすぶっている問題なのです。
大塚
大塚
市川
市川
はい。そうですね。
ダブルワークをしたりすることで、その人がより大変な環境になってしまう、健康にとって悪影響のある環境になってしまうというのも本末転倒だと思いますし。
大塚
大塚
市川
市川
はい。
とはいえ「お国が決めたことだからこれ以上働けないんだな」と、「この給料で我慢しなさい」と言うのも、それはそれで未来がないと言うか、どうしてあげたらいいのかな?っていうのが、とても自分の中で解決できない問題としてあるんですね。
大塚
大塚
市川
市川
はい。そうですね。まず、最低賃金が一応1,500円までは上げるつもりということで、どんどん上がってるじゃないですか。
はい。
大塚
大塚
市川
市川
それによって、この金額が払えない会社は淘汰されていくだろうということで、結果、雇用が減るっていうことも考えられるんですけど。前々回の話じゃないですけど、時給1500円だったら、うちはあの時点で人雇えなかった(笑)。
(笑)
大塚
大塚
市川
市川
大塚さんを募集できなかった、っていう、あの時点でなりますしね。
そうですね。
大塚
大塚
市川
市川
でも、最低賃金が1,500円になったら、それ以上の人はもっと上がるし。やっぱりただお金の価値が低くなると言うか、結局、今の1,000円が1,500円になるみたいな感じになっちゃうだけなのかな?という気も少しするんですよね。そうしたいのかなという感じもしますけど。
ええ。
大塚
大塚
市川
市川
最近、いろいろ値上がりしてますし。
そうですよね。
大塚
大塚
市川
市川
それはひとつはあって…副業の話なんですけど、副業を推進してるじゃないですか、去年から。
はい。
大塚
大塚

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